化学品づくりを
グリーンに電化する
Technology/
Service
サステナブル社会における新しい反応プロセス技術「SPE電解合成」

旧来の電解合成(電気分解)は、反応溶液中に多量の支持電解質を溶解させる必要があるため、エネルギー変換効率およびスケール収率が悪く、非常に限られた合成反応にしか実用化されることはありませんでした。
SPE電解合成は、固体高分子電解質(Solid-Polymer Electrolyte, SPE)を用いることで、溶液中に溶解させる支持電解質は不要です。また、電極のゼロギャップ構成に基づく高いエネルギー変換効率、3D電極触媒作用に基づく高い化学選択性・スケール収率など、これまでの電解合成法にはない、多くの利点を有しています。
サステナブル社会における化学品づくりのイノベーションとして、私たちはあらゆる化学反応プロセスをSPE電解合成に置き換えることを目指しています。
SPE電解合成の特長
- 常温・常圧条件
- 連続生産
- コンパクトな反応装置
- 電流のみで反応制御が簡便
- 電子がそのものが試薬(低コスト)
- 少ない廃棄物
- 再生可能エネルギーの利用
SPE電解合成の対象領域

SPE電解合成の対象領域

機能性化学品

バイオマス

食品・香料

金属・溶剤リサイクル
About Us
ElectroFluxionは、横浜国立大学、跡部・信田研究室で取り組んでいる電解合成技術を社会実装するために設立されました。
化学品は私たちの身の回りの様々な場所で使われており、これまでの人類社会の発展に大きく貢献しました。
その一方、化学品は製造時にCO2を多量に発生することが知られており、現代の環境問題の一因にもなってしまっています。
今を生きる私たちにとって、サステイナブルな社会を実現するためには、化学品づくりのイノベーションが必要不可欠です。
ElectroFluxionは、従来の環境負荷が大きい化学品づくりに対し、電気化学の力を使ってサステナブル社会の実現を目指します。
電気を駆動力とした本合成手法は高価で有害な試薬が不要であり、常温・常圧条件で反応が進行することから環境に調和した次世代の新しい反応プロセスとして大いに期待されます。
Company Profile
会社名称
株式会社ElectroFluxion
事業内容
SPE電解合成技術を活用した化学品づくり 化学品の開発・販売
設立
2024年5月8日
代表
代表取締役 川上 登福
取締役 衣笠 仁教
取締役 信田 尚毅
主要株主
株式会社先端技術共創機構
Team

代表取締役
川上 登福
商社、GEを経て、IGPIに参画
株式会社経営共創基盤(IGPI)共同経営者 マネージングディレクター、
株式会社先端技術共創機構(ATAC)代表取締役

取締役
衣笠 仁教
大手化学企業(R&D)、独立系ベンチャーキャピタルを経て、IGPIグループ先端技術共創機構(ATAC)に参画
ATACでは先端技術の社会実装、起業支援、スタートアップ経営にハンズオンで取り組む

取締役
信田 尚毅
カリフォルニア工科大学 博士研究員、東京工業大学 特任助教を経て、横浜国立大学 准教授に着任。化学産業の電化に貢献すべく、あらゆる有機電解合成研究を手がけている
日本化学会進歩賞、電気化学会進歩賞(佐野賞)など、受賞多数

技術アドバイザー
跡部 真人
東京工業大学 助手、准教授を経て、横浜国立大学 教授に着任
横浜国立大学 大学院工学研究院 副研究院長/教授
有機電気化学、電解合成の研究に従事